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脂肪燃焼系ダイエットサプリはドラックストアでたくさん売られています。
ダイエットに効果的と書かれてありますが、なぜ脂肪を燃焼させると痩せる事ができるのでしょうか?
私たちが太る原因は体内で脂肪細胞が増加するからです。
通常で250億個~300億個存在し、脂肪細胞は白色脂肪細胞と褐色脂肪細胞に分ける事ができます。
また食事をする事で摂取されるのは白色脂肪細胞です。
白色脂肪細胞はエネルギーを蓄える事です。
つまり普段は使われずにいざという時のためにエネルギーを溜め込んでいるわけです。
もし遭難すればこの溜め込んだ白色脂肪細胞から消費させ生命が守られるわけですが、日常生活の中で遭難する事なんてほとんどの確率でありません。
使われないまま肥満の材料になるのが白色脂肪細胞なのです。
褐色脂肪細胞を多くすることで痩せ体質を現実にする
それでは褐色脂肪細胞の働きは?というと脂肪を溜め込むのではなく燃焼させる働きがあります。
そのため体内で白色脂肪細胞よりも褐色脂肪細胞が多ければ痩せやすい体質になるという事です。
事実痩せている人の血糖値を測ると褐色脂肪細胞が多いというデータがとれます。
脂肪燃焼系ダイエットサプリメントは体内に溜め込まれた白色脂肪細胞を燃焼させる、つまり褐色脂肪細胞と同じ働きをしてくれるので褐色脂肪細胞が少なく痩せにくい体質の人がサプリメントを服用する事で痩せやすい体質になるのを手助けしてくれるというわけです。
無駄な脂肪を蓄積しないで消費させる
脂肪を摂取すると体内で吸収され蓄積されます。
この蓄積量が必要量だと問題ありませんが多すぎると太ってしまいます。
では一度蓄積されてしまった体脂肪を減らすにはどうしたらいいのでしょうか?
それは体脂肪を燃焼されるためにエネルギーを消費させる必要があります。
エネルギーを消費させるためにはどうしたらいいのかというと血糖値を下げる事です。
血糖値が下がる事で体内では血糖値を上げようとグルカゴンホルモンが分泌され褐色脂肪細胞が活発になるのです。
体脂肪には褐色脂肪細胞と白色脂肪細胞の2種類が存在し、褐色脂肪細胞が増えれば痩せるし、逆に白色脂肪細胞が増えると太る仕組みになっています。
食事をすると血糖値は上昇し、膵臓からインシュリンが分泌されて血液中に糖を取り込もうとします。
なので痩せるためにはインシュリンが過剰に分泌しないようにする。
食事制限をする事と、そして運動エネルギーとして体脂肪を消費する事、この2つを同時に行うと効率的に痩せる事が出来ると言えるでしょう。
夜中に食べると太る説は本当?
これは俗説でも何でもなく、夜寝ている間は身体は休んでいるため消化等が活動的に行われないため、エネルギーは消費されない、つまりどんどん溜め込まれてしまうだけだから太ってしまうのです。