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猫毛だと薄毛になりやすいと言うウワサがありますが、実際には根拠がないものです。髪の毛の質は生まれつきのもので、抜け毛のスピードなどには関わりがないからです。一方で、太かった髪が細くなり、猫毛に見えるようになってきた場合は、毛根に十分な栄養が届いていない可能性が出てきます。
猫毛になる遺伝子と薄毛が進む遺伝子は別
猫毛が薄毛になりやすいと言うのはただのウワサで、実際は関係がないものです。髪の毛が細いのと薄毛が進む遺伝子はまったく別のもので、生活習慣などの影響の方が大きいからです。ただし、猫毛と薄毛が進む遺伝子が一緒になっている場合は、薄毛になる可能性も出てきます。
薄毛が進む遺伝子は、実際に薄毛を早めるわけではなく、AGA(男性型脱毛症)の発症率を高める遺伝子になります。AGAの治療をしてしまえば薄毛は止まるため、必ずハゲるわけではないのです。また、AGAを発症率しなくても精神的なストレスなどで薄毛が進行することはあるので、十分な注意が必要です。睡眠不足や食習慣の偏りが原因の場合もあります。
成長してから猫毛に見える場合は注意が必要
生まれつきの猫毛ではなく、成長して髪が細くなった場合や、部分的に猫毛に見えるようになった場合は注意が必要です。髪質が明らかに細くなっている場合は栄養不足や睡眠不足を疑った方が良く、薄毛が進行しているケースがあるからです。気のせいかどうか自分で判断するよりも普段の生活を見直すのがおすすめで、将来的な薄毛予防にも役立ちます。
ポイントになるのが、食事の偏りと睡眠のバランスです。肉や炭水化物、あるいは野菜や果物に偏った食事は薄毛の原因となります。睡眠不足にも注意が必要で、夜中に何度も起きてしまう場合は睡眠の質が悪くて効率よく休めていない可能性が出てきます。
ストレスで猫毛化が進む場合もあり得る
ストレス原因で髪質が細くなる場合もあります。ストレスは自律神経を狂わせ、睡眠の質を悪くする場合や、栄養の吸収を妨げる場合があります。健康全般や精神面への影響が大きく、自覚がないままストレスを溜め込んでしまう場合もあるのです。仕事や勉強で追い込まれている場合は特に注意が必要です。
運動不足から体が緊張し、身体的なストレスがたまる場合もあります。軽い運動やストレッチはストレスをためないポイントです。また、声を出すこともストレス発散に役立つため、カラオケなどで歌うのも方法です。人がいると無意識に気を使うことも多いため、一人カラオケを楽しむのもおすすめになります。
栄養が不足気味なら育毛サプリを活用する
栄養が不足しがちだと思った場合は育毛サプリを利用する方法もあります。育毛サプリには日ごろ不足しがちな栄養素が含まれている場合が多く、食事による不足を補うことができます。髪が薄くなってきたと思った場合は予防的に利用するのも方法です。育毛以外の健康効果を目指して栄養を加えたものもあるため、自分好みのものや、コストパフォーマンスで選ぶのがポイントです。
大切なのは継続することです。育毛サプリを利用しても効果を実感するには時間がかかることが多いからです。髪の毛が抜けて太く生まれ変わるにはタイムラグがあることにも理解が必要です。遺伝的に不安がある場合でも生活習慣からの薄毛予防に役立つため、試してみるのもおすすめです。