木酢液を使って自分でイボを退治しちゃいましょう

木酢液をご存知でしょうか?

木酢液は木材を木炭にするために焼いていると時に出てくる液体で、赤褐~暗褐色をしています。

少しお酢の香りがするのですが、ひょっとするとバーベキューの時などに見たり匂ったりしたことがあるかもしれません。

動物除けに使われたり、農作物の周囲に置いて害虫除けとして使われています。

元々は酢酸やメタノールを製造するために木酢液が使われていましたが、現在では醸造や精製によって作られています。

また現在では入浴剤や消臭剤として使われることもあったり、液体燻製を作る時の原材料として使われることもあります。

こんな木酢液ですが、イボの治療に用いられているのです。

木酢液とは何からできているのでしょうか

先ほども記載した通りで、木酢液は木材を木炭にするために焼いているときに出てくる液体です。

酢という字が入っていることからも分かりますが、酸っぱいお酢のような匂いがします。

成分としては大半が水分なのですが、木材由来の有機酸(酢酸)も作り出されることで酸っぱい匂いがします。

このために木酢液は弱酸性を示します。

その他にもアルコール類のほか、ホルムアルデヒドのような毒物も作られたりします。

木の種類や製造方法によって成分にばらつきがあるため、口コミなどを参考にして安全な木酢液を選ぶ必要があると言えます。

木酢液がなぜイボに効果があるのでしょうか

木酢液には酢酸が含まれていますし、メタノールを精製できることからも分かるようにアルコール分も含んでいます。

これは殺菌の効果が高いことを示しています。

ウイルス性のイボの原因であるヒトパピローマウイルス(HPV)に対しても殺菌効果を示すとされていまして、昔から民間療法としてイボ退治に木酢液が使われてきたのです。

皮膚科などでイボの治療と言えば、液体窒素によってイボを焼いてしまうことが一般的です。

この治療法の最大の難点は痛みが伴うことです。

それに対して木酢液でイボ治療では痛みを伴いません。

それでいて効果的に殺菌することで、液体窒素による治療より短期間で効果が出る人も多いほどです。

イボ退治に対する木酢液の使い方を見てみましょう

木酢液は殺菌効果が高いのですが、その分敏感肌の方にはかなりキツク感じられることがあるかもしれません。

特に顔や首などのイボに使う場合には水などで薄めて使用することをおススメいたします。

イボを治すつもりが肌荒れがひどくなった、ということがないようにしましょう。

基本的な使用法ですが、お風呂上りなどで皮膚が柔らかくなっている状態の時に、綿棒などを使ってイボに直接塗布します。

またコットンやガーゼに木酢液を染み込ませ、イボに当たるようにテープなどで固定して30分ほど放置し、その後ははがしておきます。

2週間から1か月ほど続けて使用すると効果が表れ、イボが簡単に取れるような状態になりますよ。

先にも書きましたが木酢液はかなり殺菌力が強いものです。

薄めて使っても十分な効果を得ることができます。

効果が出ないと焦らないで毎日使用してくださいね。

木酢液でイボ退治をする上での注意点

まずは質の良い木酢液を購入しましょう。

元々木酢液には発がん物質も含まれていますので、口コミなどで情報を集めて質の良い安全な木酢液を入手してください。

最近はお肌に使っても安全なように丁寧に濾過された木酢液も発売されているようです。

木酢液は一般的には園芸用として発売されていますが、これらは木酢液本来の色である褐色系です。

お肌に使っても安全な木酢液の中には無色透明なものもあるようです。

しかし残念ながら、質の良い木酢液を使ってもお肌に合わない人も少なからずおられるようです。

アトピーにも効果があるとされているので使ったのだが、アトピーがヒドくなってしまったという口コミもあるようです。

木酢液を使ってお肌に異変を感じられた場合には使用を中止して、皮膚科などを受診するようにしてください。

以上、木酢液を使って自分でイボを退治しちゃいましょう…でした。