メラノサイトを活性すると黒ずみ乳首になりやすい!?
日焼けで肌が黒くなってしまったり、シミやそばかすができる原因にもなってしまうメラニンが乳首も黒くしています。
日焼けのときは、紫外線がメラニン色素の生成を促しているのですが、乳首が黒ずむときは、ストレスや出産によるホルモンのバランスが変化しているときや、授乳のとき、摩擦などの刺激により乳首が黒ずんでしまっているのです。
女性ホルモンのエストロゲンとプロゲステロンという成分が、メラニン色素の色素細胞を刺激する働きを持っており、黄体ホルモンが上昇する排卵後から月経までの二週間は、特に黒ずみやすくなっている時期です。
さらに、妊娠中も黄体ホルモンは増加しているのでメラニンも増加しやすくなっています。
また、精神的ストレスがあるときや睡眠不足などのときは、メラノサイト(色素細胞)を刺激するホルモンの分泌が増加してしまっています。
そして摩擦などの刺激による黒ずみは、摩擦によって軽い炎症を起こしてしまっている状態で、この状態のときもメラノサイトを活性化させてしまっているので、黒ずんでしまうのです。
このように、授乳も摩擦と同様、赤ちゃんが吸うことが刺激になり、メラノサイトが活性化して乳首が黒ずんでしまうのです。
黒ずんだ乳首の色を薄くしたり抑制方法はあるの?
黒ずみケアはお肌と同様、美白ケアをすることにより、黒ずみの抑制や解消をすることができます。黒ずみケア・メラニン対策には、ルミキシルペプチド、ハイドロキノン、トレチノイン酸という成分が有効的だとされていますので、これらの成分を含んだケア用品を使用すると効果が期待できます。
ルミキシルペプチドは、アミノ酸から生成されるタンパク質の一種です。ルミキシルペプチドはメラニンの生成を引き起こす原因となるチロシナーゼという酵素を阻害する効果に非常に優れています。
ルミキシルペプチドは天然由来成分なので、妊娠中や授乳中にも使用できる安全性が高い成分です。
ハイドロキノンは、ルミキシルペプチドと同様に、チロシナーゼの阻害効果があり、さらにメラニン色素を作るメラノサイトに対しても効果があります。
アメリカでは医薬品と認められている成分でもあるぐらい美白効果に期待できます。
ハイドロキノンは黒ずみの予防だけでなく、現在の黒ずみに対しても効果はありますが、白斑・肌の赤みやかぶれ・アレルギー症状といった副作用がでることもあるので、注意が必要です。
そしてトレチノイン酸は、肌のターンオーバーを活性化させる働きがあります。トレチノイン酸は、ビタミンAの誘導体で、不要な角質をはがしたりコラーゲンやヒアルロン酸の分泌を高めたりといったアンチエイジング効果があります。
ターンオーバーの周期を短くする効果があるので、黒ずみがたまりにくくなります。黒ずみがたまりにくくなるということは、黒ずみを抑制することができるということです。
乳首の黒ずみケアには手軽な化粧品を活用しよう
市販でも販売されているものですので、気軽に試してみることができます。大手の化粧品会社などから、薬用クリームとして黒ずみケア用品が販売されていますので、ネットで口コミなどを調べてから自分に合いそうなものを選んで試してみてもいいですね。
また、民間療法として、ヨーグルトを乳首に塗り、上からラップをして5~10分ほど起き、シャワーで洗い流すだけととても簡単な方法です。ヨーグルトに含まれている乳清という成分が、黒ずみ解消効果があるみたいです。
黒ずみケアは案外簡単に手軽にすることができます。自分に合った黒ずみケアの方法を見つけて、綺麗な乳首を目指しましょう。綺麗な乳首になれれば、悩みが解消されるはずです。
以上、ヨーグルトや薬用クリームで黒ずみ乳首を消し去る…でした。