黒ずみを繰り返さないためにもお肌の保湿ケアを丁寧に行う秘訣とは!

毛穴を引き締めるスキンケアを大事にしよう

はじめに顔にできる黒ずみのもととなる角栓。その都度洗顔したり、クレンジングをして取り除くものの、何日か経つとまた飛び出してくるということの繰り返し..という人は多いのではないでしょうか?

角栓はそういうものだと思って、長い付き合いと諦めている人が多いことでしょう。でも、実は一度角栓を取り除いた後に、大切なケアをしてやることで、根本的に角栓を減らすことができるのです。

毛穴が引き締まることが大事角栓を一時的に取り除く方法は色々と紹介されていますが、問題は、その後のスキンケアです。そのスキンケアが適切でないと、何日か経てばまた角栓ができてきてしまうのです。実は、毛穴が開きっぱなしになってしまっていることが問題なのです。

角栓を取り除いたら、毛穴を引き締めてやるようなスキンケアが、角栓予防に効果があるのです。そして、そのスキンケアこそが、保湿ケアなのです。

角質層の水分を失わさせない優しい肌ケアを心がける

毛穴が開きっぱなしになっている皮膚は、乾燥気味でザラついています。そのような皮膚に潤いを与えてすべすべにしてやることで、肌はふっくらしてきますし、結果として毛穴も目立たなくなるのです。

普段は、皮膚は身体に備わった機能によって、十分に保湿されています。三大保湿因子というものがその役割を果たしているのです。
その一つが皮脂膜で、クリームのように角質を保護して水分を逃さないようにしてくれます。

二つ目は天然保湿因子で、角質細胞に水分を蓄えます。そして三つ目、角質細胞間脂質という、水を吸着するものです。ところが、そのうちの皮脂膜は、汗をかかない冬には薄くなり、角層の水分が失われ易くなるのです。

すると、奥深いところにあった知覚神経が皮膚表面に近いところまで伸びてきて、かゆみという形で皮膚が刺激を感じ易くなり、掻きむしるなどして余計に皮膚表面は乾燥してしまうのです。

これでは、すぐにまた角栓ができてしまい、黒ずみになってしまいます。保湿ケアで、肌からの水分蒸発を防ごう三大保湿因子の中でも角質細胞間脂質はセラミドの名前でも知られ、これが配合されたスキンケア製品を使うことが有効です。

セラミドは元々人体内にある成分なので安全ですし、表皮から浸透してくれるので、必要な場所に行き渡るのです。保湿成分としてはコラーゲンやヒアルロン酸も有名ですが、セラミドはそれらよりも分子も小さいので、よく浸透して保湿力を発揮してくれるのです。ただ、スキンケア製品に配合されているセラミドの中には、ヒト型セラミドではない合成セラミドや合成疑似セラミドもあり、それらはヒト型セラミドよりも保湿力が弱いので、できればヒト型セラミドを配合したスキンケア製品を使用するのが、保湿には最も効果的です。

黒ずみになりにくい酵素洗顔が人気!

保湿ケアの前に、一度角栓を取り除こう保湿ケアは、角栓を一度取り除いてから行います。その角栓の取り除き方ですが、毛穴パックや手で無理矢理押し出す方法は、肌にかえって刺激を与えてしまい、いわゆるクレーター毛穴になってしまうおそれがあるので、おすすめできません。

おすすめできる安全な方法としては、酵素洗顔があります。角栓は、成分が主にタンパク質で、それに皮脂も加わっているのですが、それらを酵素が分解してくれます。

毛穴の汚れを取り除くことができるのです。そして、ピーリング剤を使用する方法も安全なのでおすすめです。特に刺激の少ないAHA配合のピーリング剤で、古い角質を溶かすようにすると良いでしょう。酵素洗顔も、ピーリングも、入浴後や、蒸しタオルで毛穴を開いた後に行うと効果的です。

角栓は、一度取り除いた後にちゃんとした保湿ケアをしてやれば、繰り返し生じることを防ぐことができます。保湿ケアには、特にヒト型セラミドを配合したスキンケア製品を使うのがおすすめです。酵素洗顔やピーリングで角栓を取り除いた後、保湿ケアを行うことで、角栓ができにくくなり、黒ずみになりにくくなるのです。

以上、黒ずみを繰り返さないためにもお肌の保湿ケアを丁寧に行う秘訣とは!…でした。