ダイエットで痩せることができても見た目がぼろぼろでは意味がありません。健康的に美しく痩せるためには「食べない」のではなく、「摂取したカロリーを消費する」ことを意識しましょう。
ダイエットは美しくなるためにするもののはずですが、なぜか美容面でトラブルが発生することがあります。美しく痩せるにはいくつかのコツがあるのです。
ダイエットによって肌がぼろぼろになってしまう原因
ダイエット中に意外と多い悩みが「肌荒れ」。頑張って痩せても、肌はボロボロで髪にツヤもない状態では、ダイエット成功とは到底言えません。
ダイエット中に肌荒れをする理由は、ずばり「タンパク質」や「脂質」が不足しているから。タンパク質や脂質は健康的な肌を維持するために必要不可欠な栄養素です。
ダイエットというとまず食事制限から入る人が多いと思いますが、その時に肉や脂分を徹底的にカットしてしまうとタンパク質や脂質が不足してしまいます。
また、過度に食事制限をすることでビタミンやミネラルまで足りなくなってしまうと、ニキビができやすい環境になります。
ダイエットで肌がぼろぼろになってしまうのは、肌にとって必要な栄養素が足りなくなるためなのです。
ダイエットの代償が「黒ずみ」!?大きすぎるダイエットの落とし穴
一時的な肌荒れであれば化粧品等でも対応できるかもしれませんが、ダイエットによる大きな落とし穴、それが肌の「黒ずみ」です。
黒ずみができる原因も基本的には栄養不足。肌のバリア機能を正常に保つために必要なビタミンやタンパク質が不足し、外部の刺激から肌を守る機能が低下すると、肌は乾燥して刺激に対して敏感になります。
そんな状態で刺激を受けるとメラニン色素を過剰に発生させてしまい、さらに乾燥によってターンオーバーが正常に行われず色素沈着してしまうのです。
また、急激にダイエットしたことで皮膚がたるむと、たるんだ部分は体から「不要なもの」としてみなされて、色素沈着が起こりやすくなります。緩やかに体重を落とすことも黒ずみを引き起こさないコツの1つです。
美しく痩せるためには運動と食事のバランスが大切
黒ずみや肌荒れを起こさず美しく痩せるためには「食事」と「運動」のバランスが重要になります。摂取するカロリーを控えることも意識するべきですが、摂取したカロリーを体に残さないことも同じくらい意識すべきことです。
300キロカロリー分の食事を摂らないのではなく、150キロカロリー食べて、150キロカロリー運動で消費すれば良いのです。
一番問題なのは「食べない」こと。一時的に体重が落ちても体が飢餓状態になり、ちょっとした食事でも栄養を取り込もうとしてしまうので、リバウンドの可能性も高くなります。
透明感のある肌は若さの象徴であり、老けて見られないためには維持しておきたいポイント。
美しくなるために行うダイエットで「黒ずみ」という代償を得ることがないように、食事と運動のバランスには注意しましょう。