毎日必ず口に入れることになる水。
できるだけ安全でおいしいものを使いたいと考えている人は多いのではないでしょうか。
そんなこだわりを持つ人へ向けて近ごろ話題になっているのが、ウォーターサーバーです。
いつでも綺麗で安全な水を手に入れることができるということで、自宅やオフィスでの利用も増えているようですね。
しかし、ウォーターサーバーといえば一般的には宅配式の水を使うもの。
定期的に配達されてくる水をサーバーに補給する必要があります。
重い水のボトルをサーバーに設置するのは面倒ですし、月々の料金も決して安いものとは言えません。
そこで自宅の水道水をウォーターサーバーで使えたらいいのになと考えたことがある人もいるのではないでしょうか。
実はウォーターサーバーの中には、自宅の水道から出る水を使用できるものもあるんです。
ウォーターサーバーに水道水を使うことはできる？
一般的なウォーターサーバーといえば、サーバーとボトルに入った水の両方が業者から提供されるものですよね。
サーバー代が無料になる代わりに、毎月一定本数以上の水を購入するノルマがあるようなものもあるようです。
しかし実は、ウォーターサーバーの中にも水道直結型というものがあります。
このタイプのウォーターサーバーなら、自宅にある水道から出る水をフィルターに通して綺麗にして、一般的なウォーターサーバーのように使うことができるんです。
もちろんボトルを補給するタイプのウォーターサーバーでは水道水は使えません。
特別なフィルターを通して水道水を浄化することのできるウォーターサーバーだからこそ、水道水を利用することができるんです。
水道直結型のウォーターサーバーとは
水道直結型のウォーターサーバーとは、普通の水道水を特別なフィルターを通すことで浄化するものだということは前述の通りです。
業者から提供されるのは、サーバー本体とフィルターの入ったカートリッジの2点。
ボトルに入った水を宅配してもらうよりも手軽ですよね。
この水道直結型のウォーターサーバーを使うためには、サーバーを設置する工事が必要です。
ただ、初回の工事だけ終えてしまえばあとは年に2回程度カートリッジを交換するだけ。
もちろんカートリッジの交換は利用者自身の手で行うことができます。
最初の工事は少し面倒かもしれませんが、毎月新しい水を届けてもらうことを考えればこちらの方が手間は少ないと言えるのではないでしょうか。
ウォーターサーバーに水道水を使うときの注意点
水道直結型のウォーターサーバーを利用するときには、注意してほしいポイントがあります。
まず忘れて欲しくないのが、初回の利用時には必ずサーバーの設置工事が必要だということです。
この工事なしではサーバーを使うことはできません。
また、工事料金についても注意が必要です。
契約内容によっては工事自体に料金がかかる場合もありますし、工事は無料だったとしても月々のサーバー代は割高に設定されていることもあります。
自分の利用状況をよく考えて適切なプランを契約しましょう。
次に注意してほしいのが、水道直結型のウォーターサーバーの水からは塩素が除去されてしまうという点です。
塩素には殺菌力があるため、塩素を取り除いた水は長期保存ができません。
サーバーを経由した水は早めに飲むようにしてくださいね。
