治療実績は信頼を表す客観的な証拠
審美歯科選びで最も注目すべきなのが「治療実績」です。
審美歯科治療では歯科医の技術力が何よりも重要です。
過去の治療実績は歯科医の技術力をはかる唯一と言ってもいい客観的なデータです。
十分な治療実績、治療経験を有する審美歯科はそれだけ多くの人から選ばれて治療を提供してきたわけで、そのことが高い技術力を間接的に証明しています。
もちろん中には多くの患者を治療していながら大した技術を持たない歯科医がいる可能性もあります。
しかし、審美歯科感の競争が激しい現在、低い技術しか持たない審美歯科が宣伝力や価格競争力だけで多くの患者を治療し実績を重ねることは現実的ではありません。
人の口に戸は立てられないと言いますが技術のない審美歯科がどんなに努力したところで多くの実績を積み重ねるのは非常に難しいのが現状である以上、豊富な治療実績は信頼に直結すると考えて町agiありません。
高い技術力を持っているが開業したばかり、という審美歯科もあるでしょうがそのような審美歯科を見分けるのは簡単ではありません。
安心して治療を受けたいのであれば確かな治療実績を持つ審美歯科を選ぶのが一番確実でリスクの少ない方法です。
安心して治療を受けるのに欠かせないカウンセリング
審美歯科治療では健康な歯を削ったり矯正したりと体に少なくない負担がかかります。
不安に思うのは当然ですが、不安な気持ちを押し殺したまま治療を受けるようではストレスばかりがたまってしまいます。
安心して審美歯科治療を受けるために欠かせないのが治療前のカウンセリングです。
信頼できる審美歯科は治療前に必ず治療内容や痛みの有無、治療期間など詳しい内容を説明するカウンセリングの時間を設けます。
患者の不安を取り除き安心して治療を受けられる環境を作るのは審美歯科として当然果たすべき義務のひとつです。
丁寧なカウンセリングを提供する審美歯科は信頼に値するだけでなく治療に際して労力を惜しまない誠実な歯科医であると態度で示しています。
審美歯科を選ぶポイントのひとつとしてカウンセリングの充実度をチェックするのは理にかなった方法といえるでしょう。
カウンセリングの時間が十分に確保されていない、一方的に説明するだけで質問に誠実に回答してくれないなど誠意に欠ける態度が見られる審美歯科には要注意です。
カウンセリングがおざなりな審美歯科は治療内容も信頼に欠ける可能性が高く、安心して治療が受けられるとはとても言えません。
特に高額の治療契約を結ぶ前に十分なカウンセリングを行わない審美歯科には要注意です。
残念なことにカウンセリング後に不安を覚えて治療を考えなおす患者が出ないように契約を急がせる悪質な審美歯科も存在します。
誠実な審美歯科であれば治療を受けるかの判断はカウンセリングの後にしてくれます。
カウンセリングをせずに契約だけを急かす審美歯科にあたってしまったら早めに離れましょう。
バランスを考えた治療が美しい歯を実現する
審美歯科治療の目的は美しい歯の実現です。
美しい歯の実現という目標は虫歯治療のように具体的なゴールのある治療とは性質が全く異なるのでその点に配慮が行き届いた審美歯科を選ぶ必要があります。
具体的には、美しい歯というものに対して最終的な完成形まで導いてくれる歯科医であることが求められます。
美しい歯、というのは単に色が白い歯やきれいな歯並びのことを指しているわけではありません。
真っ白では並びがキレイでも全体で見ると美しいとは言いがたい仕上がりになるケースはよくあります。
特に歯の場合美しさだけでなく健康や機能性も求められるので、見た目はよくても違和感があったりおさまりが悪かったりするようでは美しい歯が実現したとはいえません。
優れた審美歯科医は全体のバランスを考えて治療を行います。
歯並びひとつとっても単にパターンに当てはめるのではなく患者にとって美しく見える歯並びを実現するのが歯科医の腕の見せどころです。
評判のいい審美歯科でも治療を受けた患者を並べてみると判で押したように皆同じ歯並びばかり、というケースは珍しくありません。
それではほんとうに美しい歯並びが実現しているとはとても言えず、見かけばかりにこだわっていると批判されても仕方のないところです。
歯の白さや歯並びのよさは当然として、顔の輪郭や顔立ちを考慮した治療が最新の審美歯科治療で求められる条件です
。
審美歯科治療で歯並びは良くなったが顔の印象が変わってしまう人もいます。
パターン化している美しい歯ではなく人としてのバランスに配慮した治療ができる審美歯科を選んでください。
治療したら終わり、ではない!アフターケアの重要性
審美歯科でほんとうに重要なのは治療そのものではありません。
治療行為よりも重要と言っても過言ではないのが治療後のアフターケアです。
審美歯科治療は健康な歯に手を加えて美しい歯を実現する治療です。
体には小さくない負担がかかりますが、審美歯科治療がらみの違和感や後遺症の多くは治療が終わってから表面化します。
アフターケアが充分でない審美歯科を選んでしまうと術後の痛みや違和感を解消するためにさらに高額の治療費が掛かる可能性がありますが、信頼できる審美歯科は治療プログラムにアフターケアを組み込んでいるので治療完了後に痛みや違和感が出ても安心して相談できます。
審美歯科は治療が完了してもまだ終わりではありません。
信頼できる審美歯科は経過観察まであらかじめ予定に組み込むものです。
治療に関する説明でアフターケアやサポートに関する説明がない場合は必ず質問してください。
十分なアフターケアが提供されない審美歯科での治療は見合わせるのが賢明な判断です。